J-POPおすすめ名曲 ラジカセで聴いた名曲の数々

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各駅停車(1974) 猫

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変なグループ名で損してるフォークグループの猫。

1970年代初頭にそれなりに活躍しました。
今では忘れ去られた感があるのは猫という変なグループ名も多少は関係しているのでしょう。

デビュー当時は吉田拓郎から提供された曲を歌っていました。
しかし途中からオリジナルばかりやるようになり、
1974年のこの「各駅停車」はそんな自作曲の代表格。

70年代フォークの名曲のひとつと言っていいでしょう。

当時の猫はフォークとロックが融合したニューミュージック的な位置づけだったのですが、
今聴くともうこれはフォークですね。
70年代らしい素朴なフォーク・ソング。

ビートルズの影響を受けて当時のバンドやグループは
曲によってボーカルが替わるというスタイルが多かった。
猫もその流れにそってさまざまなメンバーがボーカルを担当していました。

「各駅停車」で渋いダミ声を聴かせてくれるのはギターの内山修。

各駅停車 / 猫


各駅停車 / 猫

あの女ともう二度と 旅をすることもない
窓に頬あてて さよならを言った

各駅停車の汽車は今 想い出の街を出る
僕の微笑が 歪んでいるのは
降り出した 雨のせいじゃない

鉄橋が見えてくる あの街が消えていく
あの女の住む街が たそがれに滲む

各駅停車の汽車だけが 振り返ることもない
僕の微笑が 震えているのは
消えそうな 思い出のせいじゃない

この駅は淋しくて 訪れる人もない
なのにただ一人 悲しみのさなか

各駅停車の汽車を降り 口唇かみしめる
僕の微笑が凍りつくのは
降り出した雪のせいじゃない